棒針初心者がマフラーやニット帽を編めるようになるまで
寒くなってきて、編み物のシーズンが来ましたね。去年はかぎ針で初めての編み物デビューをして、思ったよりはまってしまい、次は棒針を使って編み物をしたいなぁと去年から思っていました。
ってことで、何も分からない状態から棒針でニット帽子を編みはじめ、ちょうど編み終わったので、記事にしてみます。同じようにこれから編み物を始める人の参考になれば。まだ1つ編み終えたばかりの超初心者なので間違ったこと書いてたらごめんなさい。
かぎ針より棒針のほうが難しく感じましたが、出来上がりは棒針のほうが綺麗な気がします。かぎ針で力いれすぎて目がキツキツになってしまう人は特に棒針がおすすめ。棒を通すので締めすぎることが少ないので。
1.必要なものを揃える 道具編
かぎ針に比べ、棒針は必要なものが若干多いです。棒ばり、輪ばり、縄ばりが必要です。
棒針
ないと始まらないです。といいたいところですが、ニット帽子なら輪ばりだけでも編めたりします。
これ買いました。理由は安くて種類が多くとそれなりの評価です。詰め合わせ系は軒並み評価が低い…。初心者の頃は安くて種類多いのがいいかなと思ってます。木とステンレス両方使ってみて分かりましたが、木のほうが若干滑りづらく編みやすいですね。別にステンレスでも特段難しいってことはないです。
輪ばり
ニット帽子みたいに輪っかになっているものを編むときに必須です。ないと編めないと思います。
とりあえずいっぱいはいってるの買いました。
縄ばり
左上2目交差など、交差編みをするときに使うものです。棒針だけでも交差編みはできるので僕は買いませんでした。ある方が綺麗に編める?初心者はとりあえずあったほうがいいかも。でもなくても全然大丈夫だった。
段数マーカー
こちらを購入。ニット帽子みたいな輪っかでぐるぐる編んでいくやつはあったほうがいいです。ないと今何段目を編んでるか分からなくなって、適切な位置で交差編みとかをいれれなくってズレるもと!安全ピン等で代用可能。
2.必要なものをそろえる 毛糸編
これがないと間違いなく始まらない。
毛糸の材質
だが色々種類がありすぎてわけがわからないのが初心者。僕も何を買えばいいのかわからなかったです。ピンキリですし。とりあえず初心者がまず編むであろうニット帽子やマフラー等、直接肌と触れるものは、第一優先として肌触りとチクチクしないことだと思います。化学繊維よりウールのほうがいいやろ、と何も考えずに去年は買って作ったんですが、どうもチクチクするなぁ、編み方が下手なのかなぁ?と思ってたら、普通のウール100%はチクチクするものみたいです…。ちくちくしない毛糸として、メリノウール、アルパカ、カシミアらへんがあがっていました。あと意外とアクリルなどの化学繊維もチクチクしにくいみたいです。総合的にメリノウールがおすすめのようでした。
毛糸の太さ
次に悩むのが毛糸の太さです。出来上がりもあまりイメージできないのでどんな太さで編んでいいか分からない…。そもそも初心者は編むのが遅いので、太いほうがいいです。あと今年間違えて合太の毛糸を買ってしまったんですけど、とても初心者で編める太さじゃなかったです…。細いと編むのが大変なだけでなく、編みにくいわ、目が揃いにくいわ、不揃いが目立つわで大変です。太めの並太~極太ぐらいがおすすめで、スタートは間違いなく極太がいいでしょうね。
毛糸ピエロさんのソフトメリノ極太を買いました。
とりあえず皆がおすすめする毛糸ピエロさんで買えばいいんじゃないでしょうか。手芸店が近くにあるなら実際触ってみるのがいいですね。
色
センスがなくて分かりません…。サンプルとか見つつですかね。
3.必要なものを揃える 編み図編
最後に、何を編むかですね。これが一番重要!?
Naverまとめとかに色々あるので、手編み、編み物、編み図などのキーワードと、編みたいもの(ニット帽子、マフラー)等で検索して探しましょう。
http://atelier.woman.excite.co.jp/creation/37950.html
こちらの編み図で編みました。大き目を作りたかったので段数は1模様増やしました。
表目、裏目、○上○目交差、ぐらいだけの編み図が編みやすくていいと思います(それ以外の記号まだ見ていない…)。最初は交差もないもっとシンプルなものでもいいかも。編み図の記号が分からなくても今はYoutube動画が優秀なのでどうにでもなるので安心です。
4.実際に編んでみる 基本習得編
ようやく準備が終わり、やっと編み物開始です。まずは基本として、作り目・表目・裏目の編み方を習得します。超基本ですが、これだけ出来ると正直それなりにものが編めるようになります。去年のかぎ針の記事でも書きましたが、参考にするのはYoutube動画一択です。というか動画でないとわからないと思います。僕がそうだったので。
happyknittingmamaの動画を参考にしました。埋め込みができないように設定されていたのでURLのみ。
作り目
表目
裏目
10目ぐらい作り目を作って、表目、裏目も編んで、目が揃うまで練習しましょう。僕はめんどくさかったので10段ぐらい編んだら本番用を編み始めました。
少なくとも自分の編んだ直後の目をみて表目か裏目かはわかるまでは編みましょう。
あと他の動画でもあると思いますが、棒針は表から編むか裏から編むかで表編み・裏編みがひっくり返るので注意。
5.実際に編んでみる 応用編
縄ばりを買っていないので、基本的に縄ばりなしの動画見てました。でも理解のために、縄ばりを使う方法も見る必要があります。
縄ばりを使わない交差編み
縄ばりを使わない交差編みの動画が意外と少ない。音声つきのものはこれしか見つけれなかったです。声があったほうが分かりやすいので。基本がわかれば、左上3目とかは普通の縄ばりありの動画を見つつ、合ってるかはわからないですけど、出来上がりをみるとそれっぽいのができるようになっていました。
6.作りたい作品を編む
棒針は編み図を用意して、今自分は何段目を編んでいるのかを把握しながらゆっくり着実に編んでいくのが重要です。あとはひたすら編むのみ!
使用毛糸:ソフトメリノ極太 2玉(少し余った)
使用時間:休日2日(10時間以内?)
思ったより毛糸も少なくて早く編めたかなぁといった感じでした。あと初めて編んだわりには目も綺麗で大満足。かぎ針はモチーフは綺麗けど、こういった網目模様は苦手なのが自分にはあってないかなぁ。今から子供服作るのが楽しみ(結婚すらしてないけど…)。
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