感想:マネジャーの全仕事 いつの時代も変わらない「人の上に立つ人」の常識
著者:ローレン・B・ベルカー,ジム・マコーミック,ゲイリー・S・トプチック
★★★★☆
Kindleビジネス書セールで、売り上げ上位で見かけた。マネジャーになった時に読むと良さそうなビジネスハウツー本だった。課長になる予定もなれる予定もないんだけど。
人は変化に弱いから就任したてのときは今までどおりで2ヶ月程度は慣らすとか。面談のタイミングとか。結局はマネジメントなので個々のケースケース対応していかないといけないけど、その中でもはずすべきでない上記のような大枠も具体的にあったのが良かったと思う。
またアメリカの本なので、欧米スタイルのマネジメントなのかなと思ってたけど、現場課長クラスに採用と解雇の人事権がある以外はアメリカでも日本でも大きく変わらないんだなという印象。もっとアメリカのほうがドライな感じかと思ってたけど、やっぱり人が仕事をする以上、感情的なところをおさえるのは大切ね。
採用のとき、能力はあったほうがいいのはもちろんだけど、一番は態度とあって笑った。まあ実際仕事してると、一番重要な要素よね。まじでハラスメント並みにヤバい奴がまぎれているのが実際のところだからね。
マネジャー層の仕事の理解にはつながるけど、平で仕事していく上で活かせそうなことは少なそうだったから平は読まんでもいいかなって感じ。
後半は会議のファシリテーターの仕方やプレゼンの仕方など、自己啓発ビジネス書と被る内容で微妙だった。マネジャー特有ではないやんみたいな感じ。主な仕事の1つではあるとは思うけど。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
関連記事
-
感想:君がオヤジになる前に
著者:堀江貴文 ★★★☆☆ ほりえもんの本はまあ普通に面白いよね。本書もそんな感 …
-
感想:日本企業の社員は、なぜこんなにもモチベーションが低いのか?
著者:Rochelle Kopp ★★★★☆ どうやって見つけて買ったのかよく分 …
-
感想:本日は大安なり
著者:辻村深月 ★★★★☆ 「ツナグ」についで辻村氏の本を読むのは2冊目。ブック …
-
感想:仕事と家族 日本はなぜ働きづらく、産みにくいのか
著者:筒井 淳也 ★★★★☆ 同著の感想:結婚と家族のこれから~共働き社会の限界 …
-
感想:田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」
著者:渡邉格 ★★★★☆ 非常に楽しく読めた。が、後半の作者の思いには残念ながら …
-
『いつでも心理学「クセ」や「しぐさ」から、本音を読み解く!!』-読んでも心理学は全然わからない
期待はずれな作品であった。”Amazonの内容紹介が長い本はハズレ”ということが …
-
感想:面接の10分前、1日前、1週間前にやるべきこと
著者:海老原 嗣生 ★★★★☆ そういや就活していた時に、就活本をゆっくりじっく …
-
幸福の計算式 結婚初年度の「幸福」の値段は2500万円!?
著者:ニック・ ポータヴィー 訳:阿部 直子 ★★★★★ 気づいたらまた外国人の …
-
感想:ルポ中年童貞
著者:中村 淳彦 ★★★★☆ 中年童貞の現状をルポした作品と思っていたら,少々違 …
- PREV
- トーチライト インフィニティ