感想:人生を面白くする 本物の教養
★★★☆☆
普通だった。可もなく不可もなく。これを読んでもいまいち、僕には教養というものが何か”腑には落ちなかった”。知識と教養の違いは難しい。ただ知識と個性を合わせて、モノゴトを考え抜く力が一番大切なのはわかった。
良かったところというか、僕が新書を読む理由の1つでもあるのだが、それなりの成功を収めた人(今回はライフネット生命CEO)の人生や人となりを伺えるのが新書のいいところだと思う。
前半は、著者の教養についての考えや、「本・人・旅」を通して教養を深めてきて、それが今どう生きてるかの体験談・経験談の話がメイン。
後半に、おまけ程度で、現在の時事問題について(TPPや増税、住宅は買うべきなのか等)、最低これぐらいは知っておくべきや、こういう風に考えていくべきみたいな感じの話があった。この辺の内容について感心してるなら知識や教養不足でしょうね。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
関連記事
-
感想:子どもの気持ちがわかる本 子どももママもハッピーになる子育て
著者:イザベル・フィリオザ翻訳:土居佳代子 ★★★★☆ 5月まとめ買いでとりあえ …
-
感想:君の膵臓をたべたい
著者:住野よる ★★★★★ はじめて単行本の小説を買ったんじゃないかな。まあKi …
-
成功の秘訣は自律・自制できる性格づくり 『成功する子 失敗する子 ― 何が「その後の人生」を決めるのか』
著者:ポール・タフ ★★★☆☆ 子供をどのように育てたら、子供は成功するのか?幸 …
-
感想:会社の目的は利益じゃない ―――誰もやらない「いちばん大切なことを大切にする経営」とは
著者:横田英毅 ★★★★☆ 「あなたにとって一番大切なものはなんですか?」 「そ …
-
感想:結婚と家族のこれから~共働き社会の限界~
著者:筒井 淳也 ★★★★☆ いい本はあるもんだ。社会学?的に見た家族というもの …
-
感想:人生の基盤は妊娠中から3歳までに決まる―人生でいちばん大切な3歳までの育て方
著者:白川 嘉継 ★★★☆☆ なんか育児本でも読もうと思ったのがきっかけ。適当に …
-
感想:殺戮にいたる病
著者:我孫子武丸 ★★★★☆ たまたま見たひろゆき切り抜きYoutubeでひろゆ …
-
感想:世界でいちばん透きとおった物語
著者:杉井 光 ★★★★☆ 普段本を読まない人、ミステリーを読まない人には薦めら …
-
感想:2020年マンション大崩壊
著者:牧野知弘 ★★★☆☆ 地方だけでなく、首都圏でも空家率がどんどん上昇してい …
-
感想:おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか?
著者:池上 彰 ★★★☆☆ 教養とは「自分を知ること」。もう少し広げると、自分は …