感想:異性の心を上手に透視する方法
2024/10/25
著者:アミール・レバイン、レイチェル・ヘラ―
翻訳:塚越 悦子
★★☆☆☆
恋愛において愛着表現についてSタイプ(安定型)、Vタイプ(回避型)、Nタイプ(不安型)
の3分類に分けて、自分のタイプを把握してどう行動していくべきかのハウツー本。
Vタイプ(回避型)とNタイプ(不安型)がうまくいく方法に終始していて、そもそもV、Nの気持ちが理解しがたく、さらにその二人の話なので、だいぶ遠い世界の話って感じで、全然頭に入ってこなかった。
Nはメンヘラでなんとなく理解できるけど、Vは本当に理解できなかった。人格形成において回避型は理解できるんだけど、こと恋愛に関して回避型っていうのが。男視点でいくと、回避型でどうやって彼女を作れるんだ・・・?という疑問が離れない。まあ本書の中で、VとNが最初は惹かれやすいってのも理解できるんで、その辺でうまくいくのか?
レビューも高評価だし、VやNの人も多いってことなんだろう。性格診断と同じで程度問題なので、少しでも自分と重なるところがあると、あるあるーって感じになるやつか。
ローレンのストーリーは、効果的なコミュニケーションのよい例です。自分のニーズや期待をパートナーにはっきりと(責める口調ではなく)伝えられるというのは大事なスキルです。Sタイプ(安定型)の人にとってはこうしたコミュニケーションは普通のことですが、NタイプやVタイプ(回避型)の人のなかには、はっきりと聞くことは逆効果と思う人もいるようです。
アミール・レバイン; レイチェル・ヘラ―. 異性の心を上手に透視する方法 (pp.203-204). 株式会社プレジデント社. Kindle 版.
あまりに当たり前の結論。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
関連記事
-
-
感想:世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド
著者:八木 仁平 ★☆☆☆☆ タイトルにだまされたシリーズ。人生のモヤモヤとか書 …
-
-
感想:ヒルビリー・エレジー~アメリカの繁栄から取り残された白人たち~
著者:J・D・ヴァンス ★★★★★ アメリカ副大統領ヴァンス氏の自伝。久々のあた …
-
-
感想:アルジャーノンに花束を
著者:ダニエル キイス訳:小尾 芙佐 ★★★★★ 文句なしの名作だった。60年代 …
-
-
感想:幸せな死のために一刻も早くあなたにお伝えしたいこと 若き外科医が見つめた「いのち」の現場三百六十五日
著者:中山 祐次郎 ★★★☆☆ タイトルが長い…。内容はなんか個人ブログをまとめ …
-
-
感想:神様からひと言
著者:荻原 浩 ★☆☆☆☆ 小説の感想書いても仕方ないなぁと思ってきた今日この頃 …
-
-
『人見知りが治るノート』 認知行動療法で人見知りを克服?!結局は場数をこなして慣れるしかない
認知行動療法(CBT)を使って,誰もが持っている人見知りの傾向(人前でスピーチす …
-
-
感想:40歳で何者にもなれなかったぼくらはどう生きるか
著者:河合 薫 ★☆☆☆☆ Amazonで評価高かったから買ったと思ってたけど、 …
-
-
感想:ソープランドでボーイをしていました
著者:玉井 次郎 ★★★☆☆ 東日本大震災で、仕事と家を失い、ローンが払えなくな …
-
-
感想:パーティーが終わって、中年が始まる
著者:pha ★★★☆☆ これは読んでおかないと思って購入。 内容は、ただの中年 …
-
-
感想:雀蜂 (角川ホラー文庫)
著者:貴志 祐介 ★★☆☆☆ 今んところは一番好きな著者の一人である貴志祐介の作 …