感想:世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド
著者:八木 仁平
★☆☆☆☆
タイトルにだまされたシリーズ。人生のモヤモヤとか書いてるから人生における「やりたいこと」かと思ったら仕事における「やりたいこと」だった。自分の求めているものでなかったので星1。あと内容も特になく、ロジック破綻が見られている気がする。日本語読解力のない自分のせいかもしれないが。強いて評価するなら、この内容でコーチングできて、ハッと得られるものがある人が多いという現実か。感想書くために本スクショしたけど、帯見た時点で買うべきでなかった。
結論は、「好きなこと」×「得意なこと」×「価値観」で仕事選べってこと。3つ重なる人何人おるんや?価値観→得意なこと→好きなことの順で重要みたいだが、仕事に限れば得意なことで選ぶのがいいと思うけどね。正直金稼げないと話にならないし。金持ちの環境活動家とかいい例だけど、生活できる金ないと価値観とか言ってられんわ。あと重要な”誰でも得意なことがあるのか?”みたい問いには答えてたけど、仕事で活かせるレベルで考えると、万人に当てはめるのは厳しく感じる。
僕のところに相談に来てくださる人の中で、看護師さんがいらっしゃいました。 「患者さんから感謝されるのはとても嬉しいのだけれど、自分がもうこの仕事がしんどくて続けられない」という話を聞かせてもらいました。どれだけ人から求められている仕事でも、自分が辛ければ続けることはできません。 「やりたいこと」なら、自分が楽しみながら人を喜ばせられる。他人に貢献したい人ほど、自分の「やりたいこと」を見つける必要があるのです。 反対に自分が「飽きない」仕事でも、お客さんに求められていなければ続けられません。それは仕事ではなく「趣味」になってしまうからです。趣味は基本的にはお金がかかります。だから、収入を得るための仕事を他にしなければいけません。 「『やりたいこと』を続ければ仕事になる!」という人もいますが、それは間違いです。誰にどう届けるかをしっかり考えた上でないと、どれだけやりたいことを続けたとしても、永遠に自己満足のままです。自分と他人、どちらも「飽きない」のが、いい仕事の条件ということです。
八木 仁平. 世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド (pp.78-79). 株式会社KADOKAWA. Kindle 版.
難解すぎる…。飽きないも、やりたいことも、仕事も定義がわからなさすぎる…。個人的には収入を得る仕事、趣味の仕事の2本立ても素晴らしいと思いますけど。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
関連記事
-
-
感想:エンド・オブ・ライフ
著者:佐々 涼子 ★★★★☆ Amazonの本のランキングTOP100の中で目に …
-
-
感想:永遠の旅行者(下)
著者:橘 玲 ★★☆☆☆ うーん…。上巻に続き、下巻も微妙だった。経済小説という …
-
-
感想:新世界より
著者:貴志祐介 ★★★★★ 貴志さんは好きな作家のひとりで、代表作なのは知ってた …
-
-
このまま成長し続けられるのか『資本主義の終焉と歴史の危機』
なんの知識も見解もありませんが,経済というものが好きなので,タイトルに惹かれて購 …
-
-
感想:幸せになる勇気
著者:岸見 一郎、古賀 史健 ★★★★☆ 嫌われる勇気の第二作目。まさか続編が出 …
-
-
感想:凍りのくじら
著者:辻村 深月 ★★★☆☆ ラノベばっかり読んでる時に、普通の小説も読みたいな …
-
-
感想:探偵の探偵(小説)
2015年7月から北川景子主演でドラマ化されることを,読み終えてから気づきました …
-
-
感想:田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」
著者:渡邉格 ★★★★☆ 非常に楽しく読めた。が、後半の作者の思いには残念ながら …
-
-
感想:マネジャーの全仕事 いつの時代も変わらない「人の上に立つ人」の常識
著者:ローレン・B・ベルカー,ジム・マコーミック,ゲイリー・S・トプチック ★★ …
-
-
感想:ヒトはおかしな肉食動物 生き物としての人類を考える
著者:高橋 迪雄 ★★★★☆ ポップなタイトルや表紙絵に反して、中身はすごく濃く …
- PREV
- 感想:新世界より