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感想:七つの魔剣が支配するXII

   

著者:宇野 朴人

12巻、半年ぶりぐらいに読んだからけっこう忘れてる。やっぱラノベはゆるく娯楽として楽しめるからいい。アニメ見て世界観好きになって原作読みたくなった作品。基本的に原作派。もちろんアニメもいいいんだけどね。学園バトルファンタジーなんだけど、完全にハリポッター+中二病な設定がいい。

今回はサブキャラ、ガイの呪者としての話。呪いってイメージじゃなかったからちょっと意外だった。呪いって暗いイメージだったけど、ここでは呪いを受け止めれる寛容さが重要ってことで確かにガイなのかも。

復讐系と魔に吞まれる系を繰り返している感じで、今回は後者かな。ガイも呪者として成長して、みんなと肩を並べられたうれしさを表現してたけど、結局その分、オリバー・ナナオ・シェラも成長して差が埋まらんのよね…。ガイ・カティ・ピートとの対比で書かれてるけど、なんか遺伝って残酷よねぇ。物語として努力は必須だけど、努力だけだと味気なさすぎるから仕方ない。

あとなんか官能系の描写も増えてた。オフィーリアとかも元からもあったけど。

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