感想:ホテルローヤル
★★☆☆☆
夏に本屋で直木賞受賞&売上No1とかの宣伝文句があった気がする。
ホテルだけが知っている、やわらかな孤独
湿原を背に建つ北国のラブホテル。訪れる客、経営者の家族、従業員はそれぞれに問題を抱えていた。閉塞感のある日常の中、男と女が心をも裸に互いを求める一瞬。そのかけがえなさを瑞々しく描く。
といった裏表紙の紹介も読みつつ,ちょっと惹かれたんですが,思ってたのより違ったし,単純につまらなかった…。
1つのホテルについて,廃墟になった状態から時系列を逆にさかのぼって,ホテルで繰り広げられた物語について,短編で書かれているんですが,こういった構成にした意図もよくわかりませんでした…。
どうでもいいけど,檀家って言葉を初めてしった。檀家のお布施のお返しとして,夜の営みがあったが,今はともかく昔とかは普通にあった風習なのかなぁ。小説なんで史実に基づいてるかフィクションかなんかわからないけど。うちもお寺とけっこうつながりあると思うけど,檀家になるのかなぁ。うーむ。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
関連記事
-
-
『「自己啓発」は私を啓発しない』 小説的な読み物として面白かった
某ブログで自己啓発の本読むならこれだけ読んどけばいいよ,と紹介されていたので読ん …
-
-
感想:凍りのくじら
著者:辻村 深月 ★★★☆☆ ラノベばっかり読んでる時に、普通の小説も読みたいな …
-
-
感想:昭和史 1926-1945
著者:半藤 一利 ★★★★★ 今までなら絶対に取らなさそうな硬い感じの本。実際は …
-
-
感想:永遠の旅行者(上)
著者:橘 玲 ★★☆☆☆ 同著者のマネーロンダリングを読んでから読むとかなり微妙 …
-
-
感想:なぜ働いていると本が読めなくなるのか
著者:三宅 香帆 ★★★★☆ Amazonの12冊まとめ買いするとポイントもらえ …
-
-
感想:世界を変えた10冊の本
著者:池上 彰 ★★★☆☆ 池上氏が世界的に影響を与えたと思われる10冊をピック …
-
-
感想:フォルトゥナの瞳
著者:百田 尚樹 ★★★☆☆ 普通の小説だっただけにあまり書くことがない…。デッ …
-
-
感想:ルポ中年童貞
著者:中村 淳彦 ★★★★☆ 中年童貞の現状をルポした作品と思っていたら,少々違 …
-
-
感想:下流老人 一億総老後崩壊の衝撃 (朝日新書)
著者:藤田孝典 ★★☆☆☆ 下流老人とは、生活保護相当で暮らす高齢者のこと、と著 …
-
-
感想:生命保険のカラクリ
著者:岩瀬 大輔 ★★★☆☆ 一般人が一般人向けにかいた保険の本らしいです。とい …