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感想:ケトン体が人類を救う~糖質制限でなぜ健康になるのか~

   

ケトン体が人類を救う 糖質制限でなぜ健康になるのか (光文社新書)著者:宗田 哲男

★★★★☆

前回読んだ糖質制限関係の本が面白くて、もう少し情報を集めたくなって今回のケトン体の本を読んでみた。Amazonレビューでおすすめされていたから。そして今確認しても、レビューが83件あって平均★5とか初めて見るレベルの高評価である。

ケトン体の素晴らしさを、産婦人科医である著者が、臨床におけるデータに基づいて証明している。特に、妊娠糖尿病に対しての実施効果の高さと、胎児から乳児まではぶどう糖ではなく、ケトン体が脳のエネルギー源となっていることには驚いた。

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ケトン体とかいうブドウ糖の代替エネルギー

ケトン体とは、脳がブドウ糖の代わりに利用できる脂質由来のエネルギーである。肝臓で作られるらしい。昔までは、ケトン体は飢餓の時に出てくるもので、血中のケトン体が多くなると血液が酸性になって体に良くないとされていたらしい。本書によるとまだまだそう思っている医師も多いそうだ。実際素人には何が真実かなんかはわからないが、糖尿病の人や妊娠糖尿病の場合、糖尿病が改善するといったデータが多く提示されているので、現在糖尿病で悩んでいる人は是非糖質制限に挑戦してみるといいと思う。しかし、最近話題になっただけで、長期的な人体への影響のデータはないので、普通の人は良く考えてから実施したほうがいいかもしれない。ブドウ糖メインでいくのか、ケトン体メインでいくのか。あまりにもケトン体メインで生きている人のデータが少ない。多分大丈夫なんだろうけど。

ややデータが偏り気味?

最後に星4にした理由としては、上記の糖尿病に対したデータしか有意義なデータがないということ。小学生か幼稚園の娘に、糖質制限食を実施したら、性格が穏やかになったとか、こいつ何いってるんだ状態です。そのへんの根拠のない過大評価も少しながらあるのも残念。90%以上素晴らしい情報なんですけどね。

あと付け加えると、僕の読みが甘かったのかもしれないが、ケトン体が増えても人体に問題ないということに焦点があたっているが、糖質制限した時に、ぶどう糖の血中値はどうなるのかというところがなかった気がする。血糖値をあげるホルモンが多いので、糖質制限していても常に100(単位忘れた)ぐらいになるのか?血糖値が高い状態でケトン体が増えると非常に危険ということしか書いて無かった気がして。実際に糖質制限をしているときのブドウ糖の値が気になる。正常値ならブドウ糖も使われて意味ないんじゃ・・・?

最後に

糖質制限ということはメディアを通してよく聞くが、実際に本気で取り組んでいる人は少ないんだなとわかった。Facebookのグループも数千人規模。医師側にしてもほんの一握りというイメージだ。まだまだ始まったばかりということを再認識した。より良いデータが出そろい、より多くの人が健康になれたらと思う。

僕はもうちょっと待ってからのかっていきたいと思う。ただ、ご飯もお菓子もラーメンも大好きなので、現実的には病気にならない限り厳しそうだ。

 - 読書

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