感想:凍りのくじら
2024/10/25
著者:辻村 深月
★★★☆☆
ラノベばっかり読んでる時に、普通の小説も読みたいなと思ってた時に目にとまった一冊。最近だと同著者の「傲慢と善良」もベストセラーで読んでみたら思いのほかよかったので。
中盤まで読んで、どういうエンディングになるのかな?と思うぐらいにはテーマがわからず、結局読み終えた今もわからなかった。著者の人物描画が僕は好きで、このフィクションのようなノンフィクションのような、自分には頭ではあまり理解できないけど、まあそんな人もいそうだようね、的な世界観がけっこう僕の好み。ただ明確なテーマが欲しかったかなぁ。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
関連記事
-
-
感想:若い読者のための宗教史
著者:リチャード・ホロウェイ ★★★☆☆ 久々の読書。どうしても家で読む気が起き …
-
-
感想:いなくなれ、群青
著者:河野 裕 ★★★☆☆ タイトルと表紙に惹かれてなんとなく購入。こういうのが …
-
-
感想:博士の愛した数式(小説)
著者:小川 洋子 ★★★☆☆ 映画化とかでけっこうな人気だったので,気になってい …
-
-
感想:ヒルビリー・エレジー~アメリカの繁栄から取り残された白人たち~
著者:J・D・ヴァンス ★★★★★ アメリカ副大統領ヴァンス氏の自伝。久々のあた …
-
-
感想:持たない幸福論 働きたくない・家族を作らない・お金に縛られない
著者:pha ★★★★☆ 京大卒のニートで有名な著者。熊野寮出身らしいですね。 …
-
-
感想:新世界より
著者:貴志祐介 ★★★★★ 貴志さんは好きな作家のひとりで、代表作なのは知ってた …
-
-
感想:異性の心を上手に透視する方法
著者:アミール・レバイン、レイチェル・ヘラ―翻訳:塚越 悦子 ★★☆☆☆ 恋愛に …
-
-
『人見知りが治るノート』 認知行動療法で人見知りを克服?!結局は場数をこなして慣れるしかない
認知行動療法(CBT)を使って,誰もが持っている人見知りの傾向(人前でスピーチす …
-
-
感想:昭和史 1926-1945
著者:半藤 一利 ★★★★★ 今までなら絶対に取らなさそうな硬い感じの本。実際は …
-
-
感想:ルームシェア(小説)
気づいたら研究室に置いてあって,誰が持ってきたのか未だに謎な本書。せっかくなんで …