感想:世界を変えた10冊の本
★★★☆☆
池上氏が世界的に影響を与えたと思われる10冊をピックアップして分かりやすく解説してくれる。本を読んでいるのにテレビでの解説を聞いている時のように分かりやすく感じるのは流石池上氏といったところ。選んだ10冊は下記。
『アンネの日記』
『聖書』
『コーラン』
『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』
『資本論』
『イスラーム原理主義の「道しるべ」』
『沈黙の春』
『種の起源』
『雇用、利子および貨幣の一般理論』
『資本主義と自由』
基本的に”宗教”と”経済”の観点から選べれている。経済関係の話は全て知っていたが、宗教関係の話は全然しらなく、自分の弱いところが明らかになった。この10冊の中で、内容を知らないものがあったら、是非その本を直接手に取るか、少なくとも本書を読んだ方がいいぐらい、知っていて常識だろうなという気が読んでいていた。
ただ、本書は、各書の入門書の入門といった位置づけに感じるので、そこのところは注意したほうがいいと思う。
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