感想:面接の10分前、1日前、1週間前にやるべきこと
★★★★☆
そういや就活していた時に、就活本をゆっくりじっくり読んだことがなかった。研究室においてあったのを流し読みした程度。鼻で笑ってたというよりかは、本を読んで就活を乗り切れるならなんぼでも読むけど、読んでも何も変わらないでしょという感じだった。
中身は、面接に必要な準備に関して当たり前のことを分かりやすく書かれている。10分前、1日前、1週間前とまとまっていて分量もちょうどいい。なにより一番良かったのは、分かりやすい例題があった点。
10分前にできること
帯にも書いてあるが、”面接とは商取引の場である”。この考えが全てである。結局、相手の企業に対して、自分がどんなバリューを与えれるのかを的確に伝えられるかである。正直新卒の場合は、難しいと感じた。読んでいてもどちらかというと転職向けと感じる。まあその中で新卒でも同じことができたら外資コンサルや総合商社レベルから内定楽勝なのだろう。
1日前にできること
先ほどの10分前にできることの自分のバリューについて、過去を回想して言葉に起こす時間にぴったし。中身のない形容詞的なフレーズを使わないことが重要。
1週間前にできること
企業研究だそうだ。情報を集め(2chやSNS)、その情報の正確さを確認する(OB訪問)のに1週間は必要だろうという判断。ここで、HPにあるようなうわべだけの情報だけでなく、向こうの欠点などもしっかり押さえ、自分のバリューがこういかせますよ、と言えれば完璧なのかな?
まあこれは自分が簡単にまとめただけなので、本書にはまだまだ役立つ情報があるので是非就活性や転職を考えている人は、頭の中を整理するためにも読んでみるのはいかかでしょうか。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
関連記事
-
『ここらで広告コピーの本当の話をします。 宣伝会議』 広告コピーに関係する人でなくても読む価値あり
すごい人が書いた本はすごい! PlayStationなどの広告クリエイターとして …
-
このまま成長し続けられるのか『資本主義の終焉と歴史の危機』
なんの知識も見解もありませんが,経済というものが好きなので,タイトルに惹かれて購 …
-
感想:レインツリーの国
著者:有川 浩 ★★★★☆ 有川さんって女性だったんですね。あとがきで,私の夫っ …
-
感想:2020年マンション大崩壊
著者:牧野知弘 ★★★☆☆ 地方だけでなく、首都圏でも空家率がどんどん上昇してい …
-
『人見知りが治るノート』 認知行動療法で人見知りを克服?!結局は場数をこなして慣れるしかない
認知行動療法(CBT)を使って,誰もが持っている人見知りの傾向(人前でスピーチす …
-
感想:医者が教える 人が死ぬときに後悔する34のリスト
著者: ★★★☆☆ 内容とは少しずれるが、まずはじめに、著者の現在行っている統合 …
-
『「部下なし管理職」が生き残る51の方法』 新入社員でも知っておくべきことが多かった
景気の左右で,新入社員の数に変動はあると思うが,基本的に毎年同じ人数が入ってくる …
-
感想:流れ星が消えないうちに
著者:橋本 紡 ★★☆☆☆ 久々に本屋をぶらぶらしていたら懐かしい著者の名前を …
-
『組織戦略の考え方』 組織は時代とともに変わる
Kindle版が2014年出版になっていたので,最新の本かと思いきや,読み終わ …
-
感想:ヤバい統計学
著者:カイザー・ファング訳: 矢羽野 薫 ★★★★☆ 統計学の入門と表されている …
- PREV
- 感想:永遠の旅行者(上)
- NEXT
- 感想:女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法