感想:拝金 青春経済小説
モリエモンこと堀江貴文氏の小説。金の亡者とか揶揄されていたホリエモン自身を,ノンフィクションも交えつつ書かれたノンフィクション小説です。どこまでが本当なのか,とか2ちゃんのネタみたいにわかりにくいラインが読んでて楽しかったですね。
ライトノベルの羽月莉音の帝国と似ている雰囲気を感じました。
小説なので,すいすい読め楽しかったです。主人公藤田優作がとんとん拍子に事業拡大に成功し,金持ちになっていくさまは読んでいて気持ちよかったです。
久々に小説読んだんですが,小説って意外と書くことが少ないですね。一番気になったのは,あとがきの,若くして億以上の資産をもったものだけが知れる世界というものが気になります。最初はみんな野望にあふれ,欲望を満たすためにお金儲けするらしいですが,人によって数億で満足して,やることを見失う人が多いらしいです。
この世界だけは,実際に自分が成功して大金をつかむまでは味わえないだろうからこそ,知ってみたいですね。幸か不幸か,現状に満足している僕には難しそうですけど。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
関連記事
-
感想:おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか?
著者:池上 彰 ★★★☆☆ 教養とは「自分を知ること」。もう少し広げると、自分は …
-
感想:日本人というリスク
著者:橘玲 ★★★★☆ 橘氏の2冊目の本。1冊目の臆病者の株式投資入門を読んで …
-
感想:臆病者のための株入門
著者:橘 玲 ★★★★★ 株入門というよりかは、投資入門としたほうがしっくりくる …
-
感想:面接の10分前、1日前、1週間前にやるべきこと
著者:海老原 嗣生 ★★★★☆ そういや就活していた時に、就活本をゆっくりじっく …
-
感想:君がオヤジになる前に
著者:堀江貴文 ★★★☆☆ ほりえもんの本はまあ普通に面白いよね。本書もそんな感 …
-
感想:夢を売る男
著者:百田直樹 ★★★★☆ 面白いか面白くないかでいえば,普通に面白かったと思う …
-
感想:下流老人 一億総老後崩壊の衝撃 (朝日新書)
著者:藤田孝典 ★★☆☆☆ 下流老人とは、生活保護相当で暮らす高齢者のこと、と著 …
-
感想:ルポ中年童貞
著者:中村 淳彦 ★★★★☆ 中年童貞の現状をルポした作品と思っていたら,少々違 …
-
感想:嘘をもうひとつだけ
著者:東野 圭吾 ★★★☆☆ ブックオフで目に止まって,久々に東野圭吾を読みたく …
-
感想:仕事と家族 日本はなぜ働きづらく、産みにくいのか
著者:筒井 淳也 ★★★★☆ 同著の感想:結婚と家族のこれから~共働き社会の限界 …