感想:人生を面白くする 本物の教養
★★★☆☆
普通だった。可もなく不可もなく。これを読んでもいまいち、僕には教養というものが何か”腑には落ちなかった”。知識と教養の違いは難しい。ただ知識と個性を合わせて、モノゴトを考え抜く力が一番大切なのはわかった。
良かったところというか、僕が新書を読む理由の1つでもあるのだが、それなりの成功を収めた人(今回はライフネット生命CEO)の人生や人となりを伺えるのが新書のいいところだと思う。
前半は、著者の教養についての考えや、「本・人・旅」を通して教養を深めてきて、それが今どう生きてるかの体験談・経験談の話がメイン。
後半に、おまけ程度で、現在の時事問題について(TPPや増税、住宅は買うべきなのか等)、最低これぐらいは知っておくべきや、こういう風に考えていくべきみたいな感じの話があった。この辺の内容について感心してるなら知識や教養不足でしょうね。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
関連記事
-
-
感想:夢を売る男
著者:百田直樹 ★★★★☆ 面白いか面白くないかでいえば,普通に面白かったと思う …
-
-
感想:西の魔女が死んだ
著者:梨木 香歩 ★★★★☆ ”魔女”って言葉がタイトルに入ってたのでSFかなと …
-
-
『東大名物教授がゼミで教えている人生で大切なこと』はわからなかったが,得るものはあった
著者である伊藤元重さんはWBSにコメンテーターとして招かれていたため知っていまし …
-
-
『「自己啓発」は私を啓発しない』 小説的な読み物として面白かった
某ブログで自己啓発の本読むならこれだけ読んどけばいいよ,と紹介されていたので読ん …
-
-
感想:本日は大安なり
著者:辻村深月 ★★★★☆ 「ツナグ」についで辻村氏の本を読むのは2冊目。ブック …
-
-
『夢をかなえるゾウ』は自己啓発小説の完成形だと思う
著者:水野敬也 ★★★★☆ 2007年か2008年かに大流行していたらしい自己啓 …
-
-
感想:博士の愛した数式(小説)
著者:小川 洋子 ★★★☆☆ 映画化とかでけっこうな人気だったので,気になってい …
-
-
感想:生命保険のカラクリ
著者:岩瀬 大輔 ★★★☆☆ 一般人が一般人向けにかいた保険の本らしいです。とい …
-
-
感想:2020年マンション大崩壊
著者:牧野知弘 ★★★☆☆ 地方だけでなく、首都圏でも空家率がどんどん上昇してい …
-
-
『重力とは何か』ニュートン,アインシュンタイン,量子力学と物理学の歴史をわかりやすく紹介している良書でもあった
インターステラーという映画内で,重力の謎が解ければ,宇宙の真理を理解でき,地球か …
- PREV
- 【GW】上野でデート‐上野動物園・美術館・アメ横など
- NEXT
- 感想:内向型を強みにする