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鬱のことが分かりやすい漫画『ツレがうつになりまして。』

   

ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)著者:細川貂々

★★☆☆☆

何も考えずセールなのでポチってた。読んで初めて漫画だと知った。120ページぐらいの4コマ漫画基調な感じ。すぐ読み終わるので暇つぶしにどうぞ。あと、Kindleで初めて漫画を読んだが、意外と読みやすかった。

関係ないが、”ツレ”って関東では、配偶者のことを指すが、関西では同棲の友達を指す。ってのをテレビで最近知った。関西出身なので、漫画の全てのページで出て来るであろう”ツレ”という言葉に違和感しか覚えず読んでて気持ち悪かった。

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この本を読んで思ったのは、はやり鬱は本人にしかわからないし理解するのは難しいということ。よくある鬱の症状をポップな漫画で描かれているので、本当の重度の鬱患者からは非難されてしまっている。鬱の入門書にしては、鬱というものがだいぶ認知されてきた今を考えると、ただのノンフィクションの漫画って位置づけかな。

結局、家族が鬱になってしまったらどうしたらいいのかもわからなかったし、鬱に対して新たな知見が得られたわけでもなかった。

病院とかに置いておいて、暇つぶしに読むにはいい本でしょう。あとは子供とかも手に取って読んでもらえるといいかな。

鬱もそうだが、認知症や介護など、自分は家族に対してどこまで出来るのだろうかと考えてしまう。

 - 読書

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