感想:定年後 – 50歳からの生き方、終わり方
著者:楠木 新
★★☆☆☆
Xでフォローしている人がおすすめしていたので。
昭和な仕事一筋サラリーマンが定年を迎えた後どうするのか?という指南書。著者ももれなく昭和なサラリーマンで、なんか絵に書いたような感じだった。特に新しい発見もなかったので星2。
父親は仕事ばっかで平日は遅くに家に戻り、土日は接待ゴルフに出かけて、母親は専業主婦。いざ定年になると、特に仕事以外のやることもなく、家でダラダラTVだけをみて、妻から疎ましく思われて、、、みたいなやつ。これ平成や令和の人が定年するときにも起きるんかな?っていう疑問はある。ただ自分が仕事人間サラリーマンになれなかっただけであって時代でくくるのは間違っているのかもしれない。
大企業でサラリーマンできているって、ある意味社会に属してあほらしいと思ってても律儀に実行できる人だから、いざ定年になって自由になっても右往左往してしまうのは、正直仕方ないかなと思う。サラリーマンと定年っていうのが相性悪いねぇ。
結局は何か見つけて社会的な行動しないとイキイキできない結論だけど、著者もそうだけど、特に定年にこだわらず、必要な金がたまり次第セカンドライフに移行するって形ね。僕も理想と思う。問題はやりたいことがない。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
関連記事
-
-
感想:幸せになる勇気
著者:岸見 一郎、古賀 史健 ★★★★☆ 嫌われる勇気の第二作目。まさか続編が出 …
-
-
感想:コンビニ人間 – 皆そんなに息苦しく生きているのか
著者:村田沙耶香 ★★★★☆ すごく読みたかったけど、小説を単行本価格で買うのに …
-
-
感想:神様からひと言
著者:荻原 浩 ★☆☆☆☆ 小説の感想書いても仕方ないなぁと思ってきた今日この頃 …
-
-
感想:凍りのくじら
著者:辻村 深月 ★★★☆☆ ラノベばっかり読んでる時に、普通の小説も読みたいな …
-
-
感想:本日は大安なり
著者:辻村深月 ★★★★☆ 「ツナグ」についで辻村氏の本を読むのは2冊目。ブック …
-
-
感想:「居場所がない」人たち: 超ソロ社会における幸福のコミュニティ論
著者:荒川 和久 ★★★★☆ 8月頃に読んでて別につまんなくはなかったんだけお、 …
-
-
感想:拝金 青春経済小説
モリエモンこと堀江貴文氏の小説。金の亡者とか揶揄されていたホリエモン自身を,ノン …
-
-
『組織戦略の考え方』 組織は時代とともに変わる
Kindle版が2014年出版になっていたので,最新の本かと思いきや,読み終わ …
-
-
感想:ヤバい統計学
著者:カイザー・ファング訳: 矢羽野 薫 ★★★★☆ 統計学の入門と表されている …
-
-
感想:ストレス脳
著者:アンデシュ・ハンセン ★★★★☆ 前回読んだ「運動脳」は微妙だったけど、今 …