感想:星を編む
2024/10/25
著者:凪良 ゆう
★★★★☆
読んでから2ヵ月も経って感想忘れちゃった。「汝、星のごとく」の短編集後日談。けっこう良かったと思う。忘れたけど。以下、メモより。
続編で後日談って感じ。3つの短編集。
男としては、やっぱり北原先生の生き方は違和感感じるのは変わらなかった。
植木さんと二階堂さんの話は仕事人間ってあんな感じなのかなぁって僕の想像通りのストーリーだった。仕事人間の生き方も僕自身できないから、いいなぁって思う。”自分が頭下げて仕事がうまくまわるんならなんぼでも頭さげる”みたいなシーンが印象的だった。自分も仕事上で、そういう場面ってよく出くわすんだけど、ムカッっとしながらも頭下げることが多かったけど、やっぱり自分が許せない相手に下げる頭はないってのだけは、仕事を通して自分の価値観に気付いたね。そこまでしてやる仕事はない。家族より優先してやる仕事がないのと同じ。
この作品を読んで、直木賞が大衆向けっていう意味が分かった。X(ツイッター)とかでありそうな話をうまくまとめた小説って感じ。傲慢と善良と似たものを感じる。僕は好きだけどね。
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