感想:シリコンバレー式 自分を変える最強の食事
★★★★☆
バターコーヒー発祥の本。バターコーヒー生活を初めて見たのにこの本を読んでいないのはおかしいと思い読んでみた。バターコーヒーについて、ネットで色々調べることができて、なんとなくレシピが分かったので適当に模倣して作っていた。しかし、本読んで良く分かった。ネットの情報は信用できないということを。もちろん本と同じことを書いている人もいれば、勝手にアレンジしているものもある。しかもその根拠はなんとなくみたいな感じだ。私もブログでバターコーヒーを紹介したが、残念ながらそんな感じになってしまっていた。バターコーヒーに挑戦する人は是非本書を読んでいただきたい。そもそもバターコーヒーの初期投資に1万円弱かかるのでこの本を買うことぐらい安いはずだ。
肝心の本書の感想だが、バターコーヒーの話だけかと思っていたら、バターコーヒーは中心であっておまけである感じで、様々な健康・食事・睡眠・運動について書かれていた。著者の巨万の富を惜しみなく使い実験したデータでそれが1000円ちょっとで知れるのは非常にありがたい。Amazonレビューにもあるが、鵜呑みにするのではなく参考には留めておくほうがいいのかもしれない。健康関係の本を様々読んでわかったのは、共通する意見・競合する意見があるということ。何事も同じだが、うまく情報を集め整理し、自分に合ったものを選ぶ。
1つ残念なところは、アメリカ在住なので、アメリカの法律をパスできる食品レベルでいい食べ物悪い食べ物が語られていて日本では通用しないということ。日本のほうが厳しめなので、本書でダメとされているものでも実際にはOKみたいなものが多い印象だ。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
関連記事
-
-
感想:嫌われる勇気
2014年amazon和書部門売上1位!すごいですね。けっこうタイトルぐらいは知 …
-
-
感想:永遠の旅行者(下)
著者:橘 玲 ★★☆☆☆ うーん…。上巻に続き、下巻も微妙だった。経済小説という …
-
-
『夢をかなえるゾウ』は自己啓発小説の完成形だと思う
著者:水野敬也 ★★★★☆ 2007年か2008年かに大流行していたらしい自己啓 …
-
-
初心者ランナーのための『ランニングの作法』―故障を防いで楽しくランニングを続ける
フィジカルトレーナーであり,専門分野がスポーツ障害の予防である著者が,ランニング …
-
-
このまま成長し続けられるのか『資本主義の終焉と歴史の危機』
なんの知識も見解もありませんが,経済というものが好きなので,タイトルに惹かれて購 …
-
-
『「自己啓発」は私を啓発しない』 小説的な読み物として面白かった
某ブログで自己啓発の本読むならこれだけ読んどけばいいよ,と紹介されていたので読ん …
-
-
感想:本日は大安なり
著者:辻村深月 ★★★★☆ 「ツナグ」についで辻村氏の本を読むのは2冊目。ブック …
-
-
感想:持たない幸福論 働きたくない・家族を作らない・お金に縛られない
著者:pha ★★★★☆ 京大卒のニートで有名な著者。熊野寮出身らしいですね。 …
-
-
感想:いなくなれ、群青
著者:河野 裕 ★★★☆☆ タイトルと表紙に惹かれてなんとなく購入。こういうのが …
-
-
感想:下流老人 一億総老後崩壊の衝撃 (朝日新書)
著者:藤田孝典 ★★☆☆☆ 下流老人とは、生活保護相当で暮らす高齢者のこと、と著 …
- PREV
- 品川・銀座あたりでブラブラ
- NEXT
- 感想:稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則